geekbuyingに注文していたXK K110用のバッテリーが届いた。
注文したのが11月5日なので、届くまで2週間ちょいという所か。
このバッテリーセットを買うと、5本同時に充電できるUSBケーブルがいつも付いてくるのだが、充電完了を表示するランプ等が付いていないため、この充電ケーブルを使った例がない。
充電ケーブル無しでいいから、バッテリー単体で安くしてくんないかな。
早速バッテリーを充電してテストフライト。
5本とも不良などもなく、ちゃんとフライトできて一安心。
世間ではドローンこと、クアッドタイプのマルチコプターが主流だが、ジャイロソーサー(1989年製のクアッドコプターhttp://acuvance.co.jp/rc/dick/index.html)の頃から、ああいう現実感のない飛行物体には興味が沸かないんだよなぁ。
人が乗れる空飛ぶ乗り物で、ローターが複数あるものといえば、せいぜいタンデムローターヘリ(バートル等)か、ティルトローター(オスプレイ等)くらいで、4つ以上のローターで飛ぶ機体なんてほとんどない。
空飛ぶラジコンの世界では主流になっているマルチコプターが、何故人が乗れる大きさの物では主流にならないのか?それは単純に動力が電動か内燃機関かの差によるものだろう。
マルチコプターはその見た目通り、各ローターに動力が直結していて、各々の動力が出力を調整して機体制御を行うため、ローター自体にはピッチ可変機構等が搭載されていないものが多い。
電動なら1rpmだろうと1万rpmだろうとトルクは変わらないため、急激な出力の調整は容易だが、内燃機関、特にガスタービンエンジンだと急激な出力の調整ができない。
戦闘機なんかその出力特性を補うために、燃料を直接吹き付けるアフターバーナーを実装しているくらいだ。
各ローターにエンジンを付けての制御は困難なため、エンジンは一つで各ローターに動力を伝達する過程で出力を調整するか、各ローターにピッチ機構を付ける等の複雑な制御が必要になるが、そこまでするならシングルローターでいいじゃんという事になってしまう。
というわけで、内燃機関とマルチコプターの相性は悪い。
ラジコンでもエンジンのマルチコプターはあまりないので、やっぱマルチコプターと言えば電動なのだろう。
ちなみにジャイロソーサーは買わなかったが、レボリューターH610
(http://acuvance.co.jp/rc/reborutar/index.html)は買った。
やっぱ見た目がヘリだと飛ばし甲斐がある。
キーエンスは当時、「タンデムフライ」というタンデムローター型のヘリも売っていたのだが、これは全然飛ばなかったらしく、公式ページでも存在が抹消されている…。
レボリュータと言えば、昔この機体を参考にして、プレステのラジヘリゲーを作ったのを思い出した。
このゲームにモード2がなくて、モード1と3しかないのは、レボリュータがモード1と3だったからだ。
レボリュータにモード2があったら、このゲームにもモード2が実装されていただろう…。