まだ1月だというのに、3月並の暖かさという絶好のツーリング日和がやってきたので、以前より制作調整していたYRRCSを試すために、銚子まで走ってみることにした。
YRRCSの調整点は、S字フックのステンレスむき出しはあんまりだったので、SBB純正の内径3.5mmゴムホースを被せたり、自重で落下はなかなか厳しかったため、レバーを引いた時にナットに当たって落ちる動作を補助したり等、見た目は単純ながら、車体に合わせた細かい調整が入っている。
使い方は単純で、信号待ち等で停止する時に、クラッチレバーを引きながらYRRCSのフックをひっかけて、クラッチレバーを固定するだけである。
使ってみて気付いたのだが、YRRCSが邪魔でウィンカーとホーンがちょっと操作しづらくなる。
だがそんな細かい欠点どうでもよくなるくらい、はっきり言ってYRRCSの効果は絶大だ!というか、これはもう全MTバイクに標準装備して欲しいくらい画期的な発明だ。
なにしろこれがあれば、物理的にNギアを使う必要が全くなくなるので、停止発進がとにかくスムーズ&楽になり、停止発進頻度が高い市街地走行に於いては、もはや今までのMTバイクの無駄なNギア操作はなんだったのかというくらい快適だ。
こんな画期的なアイデアを、無償で公開してくれた山本さんに圧倒的感謝!
銚子に着いたので、屏風ヶ浦に行ってみた。
銚子ドーバーラインの近くにある断崖絶壁で、2016年に国の名勝及び天然記念物に指定された。
結構凄い風景だと思うのだが、犬吠崎に比べて知名度がイマイチなためか、観光客などはほとんど居なかった。
ぬれ煎餅ばっかり売っている事で有名な銚子電気鉄道終点駅である外川駅。
どうやら駅ではぬれ煎餅は売ってない模様。
銚電昭和ノスタルジー館という、駅の車両を再利用した展示がある。
どらえもんやアンパンマンやおじゃる丸等、昭和から生き残っているIPは結構多い。
おなじみ犬吠埼灯台。
YRRCSで、市街地走行は楽になったものの、前傾姿勢の肩こりだけはどうにもならん。
高速走行時には前傾姿勢の方が楽なのだが、ちんたらした走りはスクータみたいな姿勢の方がやっぱり楽だわ。