YRRCS考案者のやまもとさんのコメントによると、YRRCSでぐぐると、どうやら当ブログがヒットするようだ。
で、検索結果を見て気付いたのだが、2chのCBR1100XXスレがヒットしていた。
710スレ目にYRRCSの使用レポート?があり、それに続いて気になる書き込みがあった。
それは、「ギア入れてクラッチ握ったままだとクラッチハウジングが段付き磨耗する」というものだ。
YRRCSを使い始めてまだ日が浅いため、長期的に利用した場合の車体への影響は考慮したことがなかった。
果たしてこの、クラッチハウジングが段付き摩耗するというのは本当だろうか?
自分でクラッチの構造を調べてみてもサッパリわからなかったので、ホンダお客様相談センターに以下のような問い合わせをしてみた。
クラッチは繋げて車体を停止させています。
これをギアは入れたままで、クラッチを握り続けて停止させるという方法に
変えた場合、車体にクラッチハウジングの段付き摩耗等の悪影響はでますか?
1回や2回の話ではなく、物理的にニュートラルを使用しないで、長期間クラッチ
だけで車体を停止させ続けた場合、どうなるかという話です。
これに対するホンダの回答はこうだ。
お客様のお問合せを担当しておりますHondaお客様相談センターの名和と申します。
お問合せをいただきありがとうございます。
いただきましたメールの内容を拝読させていただきました。お問合せのように停止時の操作方法を「クラッチを握り続けて停止させるという方法」をとっていただいてもクラッチへの直接の影響はございません。
「摩耗等の悪影響」につきましてはお客様の日頃よりの乗り方(クラッチミート、クラッチの使い方など)による影響が多く、お話されております信号待ちの状況だけでは判断できません。
kama様が運転されます環境や状況にあわせて安全に運転いただければ幸いです。今後とも、Honda製品をご愛顧賜わります様、お願い申し上げます。
バイクの世界シェアナンバー1の、天下のホンダ様が「影響無い」と言っているのだ。
よって、YRRCSによるクラッチへの悪影響等、一切無いと言い切って良いだろう。
そもそもYRRCSでクラッチ固定するよりも、ニュートラルから1速へギアへ入れる時の「ガッコン」という衝撃の方が、車体に悪影響を与えているような気もする。あのガッコンという衝撃が好きな人も居るようだが。
大体クラッチなんて消耗品なので、壊れたら交換すればいいだけである。ミッションなんかより遥かに安いだろう。
そういえば、うちはフリーウェイ(250スクーター)のクラッチは交換したことがあるが、SBBは8万キロ以上走行しているのに、未だにクラッチの交換をしたことがない。
フリーウェイは4万キロあたりで、発進がイマイチスムーズでなくガタガタになったので、クラッチを含む駆動系一式を交換したら、明らかに発進加速がスムーズになった
SBBみたいなMTバイクはクラッチが滑り出したら要交換らしいが、その滑りを体感する事は出来るのだろうか?