今日はヤマハコミュニケーションプラザに行ってみることにした。
結構前から行こうと思っていたのだが、週末の休館日が多いため、なかなかタイミングが合わず訪れる機会がなかった。
全体はこんな感じ。
一階がヤマハ発動機の製品展示ルームで、2階がヤマハ発動機のレースの歴史紹介ブースという感じになっている。
YZF-R1とYZF-R3が並べておいてあったのだが、こうして並べてみると、R1ってほんと小さいな。
実際R3が排気量320ccで全長2090mmなのに対し、R1は998ccと排気量3倍以上なのに、全長2055mmと、R3より小さいのである。
車両重量199kgで200馬力とハイパワーだし、色々異常だわこのバイクは。
その異常なR1を体感できるシミュレータが置いてある(車体は以前の型だけど)
単にヘッドフォンでエンジン音が聞けてまっすぐ走るだけのシミュレータだが、R1の異常な加速っぷりだけは体験できる。
R1シムの隣には、トリシティシムなるものが置いてある。
最近流行りのVRヘッドセットを付けてトリシティを体感できるというもの。
しかし映像自体はトリシティというより近未来的な映像(F-Zeroやワイプアウトみたいな感じ)なので、あまりトリシティ感は無い。
館内のバイクはほとんど手を触れてはいけない展示だが、MT-01、VMAX、FJR1300は自由にまたがれるようになっていた。
クラッチを握ってみたら、さすがに大型バイクだけあって重い!
今乗っているSBBも大型バイクなのだが、大型バイクの割にはクラッチは軽い方だとあらためて実感できる。
大型にしてはクラッチ軽いと言っても、やっぱり街中走行はつらいので、YRRCSみたいな装備はありがたい。
なんだか現行機種の割には見たことがないバイクが多い(奥に見える産業ヘリのFAZERは知ってるけど)
それもそのはずで、ほとんどが輸出仕様バイクで、国内ラインナップにないバイクばかりである。
インドの道交法は、バイクでもナンバープレートを前に付けなきゃならないので、インド仕様車体はフロントにナンバープレート用のステーがあったりした。
国内バイクメーカーなのに、海外が主マーケットってのも、グローバル化なんだか日本終わってるんだか、複雑な感じだ(ゲームも同じだけど)
先日国内仕様が発表された新型TMAX530DXの輸出仕様。
スマフォと連携できるなど電子装備満載だけど、135万円って高すぎじゃない?排気量アップしてるわけでもないし…。
庶民の足として発展してきたバイクだが、もはや現代の日本では車体価格が高すぎて金持ちの乗り物になりつつある。
実際BMWとかハーレーとかは、金持ちのおっさんしか乗ってないような気もする。
そもそも若い人が貧乏すぎて、バイクの免許代10万円も辛いと言ってる始末なので、もう日本にまともな大型バイク市場なんて無いのだろう。
幻のGPスーパーカー「OX99-11(1992年)」。
説明によると、F1レース用をベースにしたエンジンをCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製のモノコックシャーシに搭載したGPスーパーカー。
1994年発売を目指して開発されたが、どうやらバブル崩壊で発売されなかった模様。
発売予定価格は1億3000万円だったとか。
V型12気筒エンジン。まさにF1のエンジンじゃん。
wikipediaによると、最高速度は350km/h、静止状態から100km/hまでの時間は3.2秒という無茶苦茶っぷり。
普段はこのスペースには、トヨタGT2000とレクサスLFAが置かれているそうな。
ちなみに、うちの近所にレクサスLFAオーナーのおっさんが居るらしく、街中で渋滞に嵌っているLFAをよくみかける。
2階はレース関係車両の展示が多い。産業ヘリのRMAXも展示されてたけど。
JORDAN YAMAHA 192(1992年)
こいつに載ってるエンジンをデチューンした奴を、さっきのOX99-11に載せて公道を走る計画だったのか。
実際このF1マシンに載ってるエンジンの名前が「OX99」という名前のようだ。
昔乗っていた、初期型キャブTMAX(SJ-02)が展示されていた。
人の目の高さから車体を眺めると、フェンダーからフロントカウルに繋がる黄色と黒の境目のラインが繋がるデザインは今見てもかっこいいな。
見た目はただのスクーターなのだが、走りはバイクそのもので、他のビグスクと一線を画していた。
実際TMAXに乗っていた当時は、SkyWave400にも乗っていたのだが、どっちも見た目同じビグスクなのに、ただのデカイ原チャリな操縦特性のSkyWave400に対して、TMAXは丸太に乗っているような操縦感覚でひらひらとコーナーリングできて衝撃的だった。
新型TMAX530高いけど、またTMAX乗りたいなぁ。もうちょっとパワーあればいいんだけど。
本日は日帰りではなく、掛川のホテルに宿泊。
ツーリング用のデバイスが大量にあるので、各デバイスをノートPC(LuvBook S210)のUSB充電で行わなければならず、非常にめんどくさい。
デジカメ(Coolpix S7000)なんか、何故か特定のUSBケーブルじゃないと、ノートPCに認識されない等、USB機器の不安定さも目立つ。
もうちょっとお手軽にならないのかなこれ…ワイヤレス充電早く実用化されろ。
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