MF03フリーウェイメーターカウル修理

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MF03フリーウェイの現在の走行距離54728km。

以前からフリーウェイのスピードメーターを、カウルにネジ止めしている部分が折れて、メーターがカウルから外れそうになっているのが気になっていた。

メーターはカウルに3本のネジで取付けられているのだが、このうち2本のネジ部分が既に折れてしまっていて、このままではメーターが脱落してしまいそうなので、プラリペアで直すことにした。

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メーター周りをバラす。

ほとんどのネジ穴がぶっ壊れているので、ミラーのボルト2本と、ネジ3本を取り外すだけでここまでバラす事ができた。

 

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ボロすぎだし汚い!もうゴミだろこのバイク…いつ土に還ってもおかしくない。カウルのプラスチック劣化が酷く、触るだけでボロボロ崩れてしまうほどだ。

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プラリペア…というか、100円ショップで売っているアクリルリキッドとアクリルパウダー。

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ひたすら壊れたネジ山を、アクリルリキッド&パウダーで修復していく。

なんかすぐに振動で折れてしまいそうだが、ひとまずは修復完了。

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今まで気になっていたメーターの隙間も埋まった。

しかし、カウルが経年劣化で変形しまくっているため、全くかみ合わせが悪すぎだ。

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ライトスイッチの接触が悪くて、ロー側が点灯しなくなっていたため、コンタクトスプレーで洗浄したら直った。

カウルもだめだが、電装品も劣化し過ぎで終わっとる。

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元のように組み付けて完成。近所を試走して特に問題なし。

でも、もうボロボロだなこのバイク…。

 

フリーウェイを買ったのは2004年10月頃だが、買った当時からボロくて「こりゃすぐ廃車だな…」と思っていた。

だが、カウルこそボロボロながら、エンジンはやたら頑丈で、2017年現在も壊れる事なく動き続けている。

CDIやレギュレータなどの電装品が壊れやすいのだが、レギュレータは、CPUクーラー付けてからは壊れていないので、冷やせば長持ちするのだろう(SBBのレギュもCPUクーラー付けている)

SBBも1998年製なので相当古いバイクなのだが、経年によるカウルの割れやプラスチックの劣化などなく、ビビリ音などの安っぽい音も全くなく、非常に高級感が漂うバイクだ。

古いバイクとはいえ、SBBは当時のホンダのフラグシップ車。それに対してフリーウェイは単なるおっさんの下駄バイク。開発に投入されている金が桁違いなので、車体の品質が違いすぎるのだろう。

さすがにフリーウェイはもう限界か…いくらなんでも長く乗りすぎた。こんな古いバイク、もう乗ってる人あんまり居ないだろ…。

 

最近は250スクータの人気がさっぱりないため、マジェスティ等のDQNビグスク代表だった車種がどんどんカタログ落ちしている。

まぁ単純に、250スクータは遅過ぎ重過ぎデカ過ぎで、使いにく過ぎたのだろう。

250ビグスクの代わりに、最近はPCXのような小型スクータばっかりになってきている。

もうフリーウェイのサイズに近い最新の小型スクータに乗り換えてもいいんじゃないかと思うのだが、やっぱりPCXやマジェスティSに試乗してみると、フリーウェイに比べてイマイチに感じてしまうんだよなぁ。

まぁその理由はスペック的にも明らかだ。

 

◇◆126-250cc国産小型スクーター総合 Part1◆◇
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bike/1392702369/23

全長 全幅 軸間 シート高 タイヤ タンク   最高出力   最大トルク  重量(*=乾燥)
 mm mm  mm  mm  inch  L   kW[PS]/rpm  Nm[kgf]/rpm  kg
2,365 820 1,615 655 13_13 14.0 15.0[20]/7,500 22[2.2]/5,500 201  マグザム
2,270 760 1,585 710 14_13 13.0 19.0[26]/7,500 25[2.5]/6,000 214  スカイウェイブ250タイプS
2.185 750 1,545 710 13_13 12.0 16.0[22]/7,500 22[2.2]/6,000 201  フォルツァZ
2,180 750 1,540 755 13_13 12.0 17.0[23]/7,500 23[2.3]/6,000 180  フェイズ
2,175 770 1,550 700 13_12 12.0 14.0[19]/6,500 22[2.2]/5,000 188  マジェスティ
2,165 755 1,545 715 14_13 11.0 17.0[23]/7,500 23[2.3]/6,000 192  フォルツァSi
2,160 790 1,545 785 15_14 13.2 15.0[20]/7,500 21[2.1]/6,000 178  X-MAX250 (2014)
2,070 735 1,450 725 12_12 12.0 15.0[21]/7,000 24[2.4]/5,500 167  フォーサイト
2,065 740 1,500 710 12_12 08.0 08.1[11]/8,500 10[1.0]/6,500 136* マジェスティ125Fi
2,055 740 1,465 735 13_12 10.0 14.0[19]/8,000 17[1.7]/6,000 161  バーグマン200
2,030 715 1,405 795 13_13 07.4 11.0[15]/7,500 14[1.4]/6,000 145  マジェスティS
1,990 685 1,350 760 12_12 09.0 12.0[16]/9,500 13[1.3]/7,500 119* アヴェニス150
1,930 740 1,315 760 14_14 08.0 10.0[13]/8,500 14[1.4]/5,000 130  PCX150 (2014)
1,920 685 1,300 760 10_10 08.0 09.6[13]/7,500 13[1.3]/6,000 106* ヴェクスター150
1,915 740 1,315 760 14_14 05.9 09.9[13]/8,500 14[1.4]/5,500 129  PCX150
1,870 685 1,295 785 12_12 07.1 07.8[11]/8,500 9.1[0.93]/7,500 122  シグナスX
1,840 730 1,300 760 10_10 09.2 15.0[20]/7,500 22[2.2]/5,500 145  フリーウェイ
1,835 685 1,275 760 12_10 06.0 08.4[11]/8,500 12[1.2]/5,000 113  リード125
1,795 675 1,255 735 10_10 05.6 06.0[8.1]/7,000 8.9[0.91]/6,000 110 アクシス トリート
1,780 635 1,235 745 10_10 06.3 07.3[9.9]/7,500 10[1.0]/6,000  101 アドレスV125S

上記スペックを見て分かる通り、フリーウェイは全長が1840mmと、PCX150(1930mm)やマジェスティS(2030mm)より短いのに、パワーは20馬力と、PCX150(13馬力)やマジェスティS(15馬力)より大きいのである。

小さくてハイパワー、さらに10インチタイヤのため、メットインスペースも広大。

小型スクータで、フリーウェイより使い勝手の良いバイク等、現行ラインナップでは皆無なのである。

いくら最新のバイクだろうと、単なる下駄バイクとして使うだけなので、見た目のかっこよさ等の所有欲を満たす必要はない(むしろかっこいいと、盗まれたりイタズラされたりでデメリットすらある)

とにかく目的地に、速くお手軽に行ければいいのだ。輸送力もあるに越したことはない。

結局フリーウェイから乗り換えた結果、使い勝手が悪くなってしまっては意味がないので、どうしても乗り換えに躊躇してしまうのである。

実際フリーウェイに乗っていた人が、PCX等の小型バイクに乗り換える事例は多いのだが、やっぱり小型バイクは遅いしでかいしメットインスペース小さいしで、あまり満足感は無いようだ。

PCXがもうちょっと小さくなって、さらに250ccになればいいんだけど、それは無茶過ぎるか…。

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