YZF-R6に試乗

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今日はYSP所沢で行われたプレストニューモデル試乗キャラバンに行ってきました。

先週もYSP川崎中央の試乗会に行き、YZF-R1に乗ったばかりだが、その試乗の時に前を走っていたYZF-R6も良さそうと思ったので、今回はR6を試乗してみる事にする。

ちなみにYZF-Rシリーズは沢山あり、それぞれの名前と排気量クラスは以下の通りとなる。

  • YZF-R125(125cc)
  • YZF-R15(150cc)
  • YZF-R25(250cc)
  • YZF-R3(320cc)
  • YZF-R6(600cc)
  • YZF-R7(750cc)
  • YZF-R1(1000cc)
  • YZF-R1M(1000cc)

もはや沢山ありすぎて、名前だけ聞いても小型なのか大型なのかすら分からん。

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今回試乗するのはR6なので600ccとなり、2017年モデルはおよそ9年ぶりのモデルチェンジだそうな。

ところがである!試乗受付開始直後の10時半に行ったにも関わらず、既に整理券の番号が15番。

R6の試乗車は一台しか無く、一回の試乗におよそ15~20分かかる…つまり20分x14人=280分=4時間40分待ち!

R1よりも試乗待ち人数は多く、今試乗会で最も大人気だそうな…9年ぶりのモデルチェンジだったからか?

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待っている間に、空いている試乗車に乗っていいとの事なので、トリシティ155に乗ってみることにした。

トリシティ125も試乗車として置いてあるので、乗り比べる事が出来る。

が、トリシティ125は以前乗ったことがあるので、今回は155だけ乗る事にした。

ちなみに試乗コースはYSP所沢周辺の一般公道で、先導等は特に無く単独走行となる。

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トリシティ125と155は、同じ車体かと思いきや、微妙に細部の形が異なっていた。

前二輪のため、フロント周りが重くてハンドルも重いのだが、乗ってみた感じはあくまで普通のスクータだ。

普段乗っている250スクータのフリーウェイと比べると、トリシティ155は出足は悪く無いのだが、60キロ辺りからあまり速度が伸びない。

155なので動力的には物足りない感じだが、前二輪のためブレーキは相当凄い。

トリシティ155はABS装着車だが、普通のバイクはブレーキをかけると結構簡単にABSが作動してしまうのに、トリシティの場合、相当レバーを強く握って急ブレーキをかけてもABSを作動させる事ができなかった。

普通のバイクはタイヤ1輪の点で作用するブレーキに対して、前二輪のトリシティは、線で作用するブレーキだ。そりゃ強力に決まっている(前後連動ブレーキのせいかもしれんけど)

オフロードや雪道も走れるらしいので、結構どこでも走れそうなバイクだ。

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セロー250

オフロード車のため、あんまり速度は出ないと思いきや、ギアがローギア寄りのためか、思いの外加速が良い。

ハッピーメーター?と思うくらい、普通に速度が出るけど、振動も結構あるので、高速道路をずっと走ると体が痺れそう。

あと1速がやたらローギアードで、信号待ちする時に普段乗っているSBBの感覚でエンブレ効かせたら、後輪タイヤが思いっきりスリップした。

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XSR900

レトロな見た目のバイクだったため、SR400みたいにまったり走るバイクかと思いきや、パワーユニットがMT-09と同一のため、とんでもなく速かった。TCSまで付いている。

レトロな見た目なのに、中身は最新電子デバイス満載のスーパーバイクだ…見た目に騙されてはイケナイ。

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NMAX155。その名の通り155ccのスクータ。

マジェスティS(155ccのスクータ)があるのに、なんで同じようなスクータがあるのか謎。

マジェスティSにはタコメータが付いているのだが、このNMAXにはタコメータが無い。

乗ってみた感じは、あまりマジェスティSと変わらないような…細かく比べると違うんだろうけど。

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YZF-R3

YZF-R25のエンジンを320ccにボアアップした車両のようだ。

ABS標準装備で、YZF-R25ABSが599400円に対し、このYZF-R3ABSは631800円と、32400円しか差が無い。

250cc以上なので車検有りになってしまうが、勿論その分パワーは上がる…とは言え、やっぱ車検はめんどくさいか。

乗ってみた感じは普通にR25だった。

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およそ4時間半待って、やっとYZF-R6に試乗する事が出来た。

YZF-R1と同じように、シート高が高くて足つきが悪く、やたら前傾姿勢のバイクなのだが、車体が190kgと軽いため、立ちごけの心配は無さそう。

YZF-R1と同じように、クイックシフターやトラクションコントロールも装備されている。

モード切替は、STDモード、A&Bモードがあり、Aモードでアクセルを開けると凶悪な加速をするが、街乗り試乗だったため、フルパワーまでは試せず。

意外な事にSSの割には低速トルクがあり、6速アイドリングで24km/hくらいで走行可能で、そこから普通に加速出来る。

車体も軽くて6速固定で走れるため、前傾姿勢にさえ慣れれば街乗りも楽かと思いきや、低速走行を続けるとタンク周辺が触れないくらい熱くなってしまうため、夏場はつらそう。

エンジンぶん回すと、電気あんまのような振動が発生するので、高回転域で長時間走ると体が痺れそう。

でもこの軽さとハイパワーさは、これぞSSという感じで魅力的だ。

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MT-10SP

YZF-R1のパワーユニットを使ったバイク。

R1は豪華な液晶メーターが付いてる割にはガソリンメーターが無いのだが、このMT-01はちゃんとガソリンメーターがある。

R1だと下記メーター写真5番のフロントブレーキ圧表示になっている部分が、MT-10だとガソリンメーターになっているのだ。

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http://www.presto-corp.jp/YZF-R1/technology_02.htmlより引用。

フルカラーTFT液晶メーター

https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/mt-10/feature.htmlより引用。

R1と同じクロスプレーンのパワーユニットのため、エンジンフィーリングはR1とほぼ同じ感じだけど、ちょっと低速よりに振ってあるのかR1より走り易い感じはする。

もちろんアクセル開けるとふっとばされるくらい凶悪な加速をするので、とてもじゃないけど街乗りじゃパワーを扱いきれない。

ちなみにR1と同じくクイックシフターが装備されている。

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TMAX530DX

試乗時間は10時半~16時までなのだが、R6の試乗待ちが終わらないため、試乗会自体が終われないという事態になっていた。

せっかくなので、試乗時間過ぎているけど、TMAX530に試乗させてもらった。

街乗りだとTMAXくらいのパワー感が丁度良い。

だけどスクータのため、MTバイクと違ってエンジン音が一定のまま速度だけ上がっていくので、気付いたらとんでもない速度で走っているという事が多々ある。

電動スクリーンやクルーズコントロール等、豪華装備満載の高級バイクになってしまったTMAXだけど、果たしてまた所有する機会はあるのだろうか?

 

最近はSBBの次のバイク検討のため、こういうバイクの試乗会を見付けては参加しているのだが、次のバイクはこれだ!というのは中々決められない…強いて言えばCBR1000RRやYZF-R1等のSS勢が気になるくらいか?

バイクはスマフォみたいに日常的に使うだけで支障をきたす不良品と違って、工業製品としての完成度が高いので、多分どれ選んでも普通に乗れて使えるような気がする。

適当にフィーリングで決めちゃってもいいか…。

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