先日北海道を無事走りきったSBBだが、現在走行距離90923kmとなっており、そろそろ10万kmの大台が見えてきた。
今回は消耗品類の交換等の整備を行う。
まずは洗車。整備の基本は洗車だが、これは単に洗うだけでなく、普段チェックしない箇所を見て、異常がないかを確かめるのにも役立つ。
バッテリー交換。ヤフオクで5000円くらい。
今積んでいるのと同じ台湾YUASAの液別バッテリーだ。
SBB(CBR1100XX SC35キャブ車)とMF03フリーウェイはバッテリーが同じなので、使いまわすことができる。
取り外した古いバッテリーは、フリーウェイに使いまわすことにする。
フロントカウルを取り外し。
もうずいぶん古いバイクなのに、特にカウルに亀裂や変形などは見られない。
赤の塗装は色あせてきているのだが、カウル自体は軽くて柔軟性のある素材のため、かみ合わせが悪くなったりしないようだ。
フリーウェイのカウルは、振動でバキバキに割れていたり、劣化で変形したりと酷いありさまなので、SBBのカウルとは歴然の差がある。
タンクとエアクリーナーボックスを外して、吸気口に余っていたエンジンコンディショナーを吹き込んだ。
プラグ交換。NGKイリジウムプラグCR9EHIX-9 4本。ヤフオクで3400円くらい。
前回プラグを交換したのが62178kmの時なので、28745kmもプラグを使ったことになる。
左が取り外したプラグで、右側が新品のプラグ。
汚れているとはいえ、特に劣化は見当たらないような…5万kmくらい使っても大丈夫なんじゃないの?
カムチェーンテンショナー。06140-MAT-325。5022円。
前回買った時は4693円だったので、値段が1割近く上がっている…。
交換自体はラジエーターホースが邪魔だが、ネジ2本で止まってるだけなので簡単にできる。
SBBは、このカムチェーンテンショナーを2万km毎に交換しないと不調になるらしいが、うちのSBBは特に不調になった例がない。
予防のために交換しているだけである。
ちなみに頭のボルトは再利用するので、間違って捨てては行けない(最初間違って捨ててしまった)
NTB 二輪車用エアフィルター HA-1026。モノタロウで2490円+税。
経年経過で色は変わっているものの、特に劣化や目詰まりなどはみられない。
使おうと思えばもっと使えそうだが、交換作業がめんどくさいので、プラグ交換のついでにやっておく。
オイル&オイルフィルター交換。オイル自体は相変わらず安物のシェブロン。
今回はドレンボルトも交換した。
最後に、北海道ツーリング中に点灯しなくなった、ETCスイッチのLEDをチェックしようと点検したのだが、ここで大きなミスを犯してしまった。
スイッチを一旦取り外して、再接続する時に、間違ってコードを配線してしまったのだ!
その結果、後付電装系が全滅!
- ETC
- ハザードランプ
- ホーン(後付セキュリティ連動)
- 電圧計
- レギュレータのCPUファン
- 水温計
一気に電装系が死んだため、廃車の気配が濃厚になってしまった…ホーンが鳴らないと車検通らないし。
幸い、後付以外の通常電装は生きていたため、普通にエンジンがかかって公道走行は可能状態だったので、そのまま2りんかんに行って電装系をチェックしてもらった。
2りんかんの人に電装系を見せたら、あまりの複雑さに「こりゃ解析しないと無理ですね…」と最初は言われたものの、「逆接したならどっかのヒューズが飛んだだけかも?」と言って、切れたヒューズを探し当ててくれた。
その場でヒューズを購入して取り替えたら、あっさり電装系復活!廃車にならなくてよかった…。
協和ハーモネット。シールド布テープKNZ-ST50 千石電商で1200円。
Git2のマイクのラインにノイズが乗るので、これで被ってみたのだが、やっぱりノイズがのる模様。
このテープは、グローブに貼り付けるとスマフォを操作できるようになる。
先日の北海道ツーリングで、グローブのスマフォ反応が悪くなってしまったため、これを貼り付けて対応する事にした。
色々トラブルはあったものの、なんとか整備は完了した。
整備後に乗ってみたものの、特に整備前と違いは感じられない…ほとんど劣化してなかったのか、違いが分かるほど限界領域を使ってないのか…何にしても、あまり整備の恩恵はないような気もする。
なんにしても、10万kmまであと少しなので、なんとか頑張って欲しい。