先日の事故により、SBB(CBR1100XX)が廃車になってしまい、ツーリング用バイクがなくなってしまったので、新しいバイクを購入しました。
買ったのは、ホンダNC750Dインテグラです。形式はEBL-RC71。
CBR1000RR等のSSもいいかなぁと思ったのだが、やはり荷物が積めなくてツーリングに向かないのと、灼熱地獄に陥りそうだったので断念した。
ただでさえ不人気車で数が少ないインテグラの、さらに数が少ない750ccバージョンです。
そしてホンダのバイクなのに、買ったのは何故かスズキのお店…近所に750ccバージョンのインテグラが置いてあるのがスズキのお店だけだった。
goobikeで調べてみても、750ccバージョンのインテグラは、全国に2~3台くらいしか在庫がないので絶滅寸前だ。
ホンダしかDCTバイクを作っていないので、DCTが壊れた時等に修理に困りそうだが、そういう場合は、近所のホンダの店に機材を借りてくることも出来るから、スズキのお店でも大丈夫だとか。
購入した時のオドメータの距離は13570kmなので、ここからまた10万kmを目指すことになる。
SBBは9万km以上走っていたので、10万kmまであと少しだったのに、また13570kmからやり直しとか、なんだかZAPを喰らった気分だ。
それ以前に、このバイクは果たして10万kmを達成できるバイクなのだろうか?
SBBはオドメーターに10万kmまで桁があり、いくら走っても車体の劣化も故障もなかったため、余裕で10万km達成できそうだったが、今回のインテグラはオドメーターが99999kmでカンストしてしまう。
インテグラはSBBに比べると、見た目ちゃちいし高級感など全くないので、案外すぐにボロくなってしまうような気もする。
マット塗装でテカリが全く無いのも、安っぽさを助長している気がする…まぁもともと安物バイクだしなぁ。
ETCやグリップヒーター、GIVIのベースマウントなども最初から付属している。
あとはナビ用のスマフォを付けるだけで、ツーリング仕様にする事ができる。
シート下に最初からシガーソケットが用意されているので、電源はそこから取ることにする。
シート下収納は15Lと、一般的なスクータに比べると物凄く少ない。原付きスクータより少ないくらいだ。
この収納の少なさゆえに、インテグラは不人気になったと言われる。
一応上の方がえぐれているので、荷物をてんこ盛りにしても入るようだが、そんなに都合のいい形状の荷物なんかあるのだろうか…。
ホンダの新し目のバイクなため、ホーンとウィンカースイッチが通常のバイクと逆位置になっている。
慣れれば押し間違えはなさそうだが、試乗会などではみんな押し間違えてホーン音が鳴り響くことが多い。
ひとまず引き取りに行った帰りに、軽く走ってきたのだが、NC750系列のドコドコツインエンジンが、あまりスクータの走りに合っておらず、TMAXの滑らかなエンジンフィーリングに比べると、イマイチスムーズさに欠けるような気がする。
エンジンのドコドコ感はあるのだが、750ccバージョンは2軸バランサーが搭載されているため、振動はとても少ない。
700cc版の初期のインテグラは、低速でのDCTがギクシャクしていたが、この750cc版ではそれらの問題点は解消され、それほどギクシャクせずに走る事ができる。
そして、Sモードでフルスルットルを試してみたら、スクータとは思えない怒涛の加速…さすがに排気量が大きいだけあって、加速はTMAXの比ではない。
前に乗っていたSBBのフル加速の方が速いことは速いのだが、クラッチ操作なしで、アクセル開けるだけでお手軽にフル加速できてしまうこのインテグラの気楽さは、巡航ペースを上げるのにかなり役立つと思われる。
今週末の連休中は台風の影響で雨なので、あまり乗る機会がなさそうだが、なるべく早く車体に慣れて、遠くまでツーリングに行けるようになりたい。
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