RAIDドライバインストール成功

RAIDカードのSAPARAID-PCIを取り付けてRAIDを構築したはいいが、キャプチャボードとPCI帯域が共用のため速度低下が激しく使い物にならない。
仕方なくマザーオンボードのRAIDを使う事にした。
うちで使っているマザーはASUSのMAXIMUS EXTREMEだが、このマザーにはSouthbridge:ICH9RとJMicron JMB363 PATA and SATA controller の二つのHDDコントローラが内蔵されている。
メインはSATAが6ポートあるICH9Rなのだが、そのままRAIDに切り替えると、OSにRAIDドライバがインストールされていないためHDDを認識できずに起動できない。
RAIDドライバをインストールしようにも、通常IDE起動ではRAIDコントローラは機能していないため、WindowsがRAIDコントローラを認識できずにPnPが働かない。
SATAのポート毎にRAIDかIDEを選択できればいいのだが、一括でしか切り替えできない仕様なのでどうしようもない。
そこで、一旦JMicron制御下のポートにHDDを繋いで、RAIDドライバをインストールする必要がある。
20091011_1.jpg
JMicron制御下のeSATAに内蔵のHDDを繋げるために変換ケーブル買ってきた。
マザーボードの背面にあるeSATAにHDDを繋げてOSを起動する。
20091011_2.jpg
ちゃんとJMicronがHDDを認識した模様。
20091011_3.jpg
JMicron制御下でOSが起動したら、BIOSのSATAコンフィグでRAIDを設定。
これでOSが起動してRAIDコントローラを認識させる事ができる。
OSが認識したらドライバをインストール。
RAIDドライバはOSインストール時にF6キーを押した画面でインストールする事を前提にしているため、フロッピーかフラッシュメモリがないと展開できない形式になっていた。
20091011_4.jpg
無事デバイスマネージャでRAIDコントローラを認識できた。
この状態になれば、OSの入っているHDDをJMicron制御下からICH9Rに接続し直しても普通に起動する事ができるようになる。
20091011_5.jpg
HDDを繋いでRAID1を構築してみた。
この後なぜかWindowsが起動せずにPOST画面で再起動を繰り返すという謎の現象に遭遇したが、適当にBIOS画面に入って設定見直したら直った。
他にもWindowsが起動した後、デバイスマネージャにRAID用のHDDが見えているのに、なぜかディスク管理画面にHDDが表示されなくて使えないという謎の現象に遭遇したが、DVDドライブのドライブレターを変えたりしてたらいつの間にか直ってた。
20091011_6.jpg
HD Tuneのベンチマークでも特に問題なし。
これでやっとまともなRAID1環境ができた。
ちなみにICH9RのRAID機能は一旦HDDのデータを全部消さないとRAIDが組めないようだ。
SAPARAID-PCIのRAID1は、ソースHDDのデータをデュプリしてRAID1構築してくれるみたいだったが…。
というわけで、また最初からデータコピーのやり直しだ。

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