先日購入したヤマハPAS GEARを、80km離れた実家に移動する事にしました。
移動方法は自走…バッテリーは2本あり、1本あたりの航続距離は大体50kmくらいなのでなんとかなるような気がする。
予備バッテリー輸送用に、後ろにトップケースを付けた。
ただのカゴだと、防犯性が全く無いので、駐車中にバッテリーを盗まれてしまう…。
電圧計&スマフォ用USBチャージャー。日中だと全く電圧が見えん…。
PASは7セル25.9Vなので、車用の12V電装系は使えない。
なので、アマゾンで300円くらいで売ってるステップダウンモジュールを使って12Vくらいに降圧して、ダイソーのUSBシガーチャージャーに繋げた。
【ノーブランド品】電源モジュール パワーモジュール 調整可能 ステップダウン 電圧計 5A 75W DC-DC
そもそも最初からUSB5Vに降圧するだけで良いような気もするし、もしかしたら、24V電装系なら、普通に使えるかもしれない。
そして、上記のパワーモジュールだが、初期不良がやたら多くて、速攻で壊れることが多い。
ただでさえ到着するのに10日くらいかかるのに、初期不良品なんか引いたらそれだけでまた10日無駄になってしまうので、USBチャージャーを付けるなら、別の方法を模索した方がいいような気もする。
荒川の河川敷を走っている時は、平坦な道で良かったのだが、市街地に入ったら交通量が多くて車道を通れないため、段差が多くて路面が荒れている歩道を走らざるを得なく、思いっきりスローダウン。
自転車レーンがある車道もあることにはあるのだが、すぐ横を車が走っていくのでめちゃくちゃ危ない。
ロードのような巡航速度が速い自転車なら、車と一緒に走る事も可能だが、電動アシスト自転車は規制のため24km/hでアシストが切れてしまうため、下手したら通常の自転車よりトップスピードは遅い。
凸凹歩道なんて、もはやアシスト力を強化しないと走ってられないので、強パワーで走り続けたら、35kmくらいでバッテリーが空になってしまった。
そしてバッテリー残量低下と共に、想像以上にアシスト力が落ちてくるという事に気付いた。
今までバッテリー空になるまで走った事なかったからなぁ…。
マクドナルドで休憩を兼ねてバッテリーを充電。
エンジンなら航続距離なんか気にしなくても、ガソリンスタンドで給油できるのだが、電動では充電に時間がかかるし、そもそも充電できる場所が少ない。
電動化が進んでいる国では、バッテリーパックを充電済みの物と交換してくれるサービスもあるみたいだが、日本じゃ無理だな…。
結局最後の方は、バッテリー残量低下によるアシスト力低下で、坂を登るのがきつくなり、PASを降りて押して登る始末。
それでも下り坂が続いてくれたおかげで、なんとかバッテリーギリギリで、7時間くらいかけて80kmの道のりを制覇できた。
というか、想像以上にきつかったので、2度としたくないです!
バッテリー残量低下によるアシスト力低下を考慮すると、1バッテリーで走れるのはせいぜい30kmがいいところ。
電圧計に表示される値は、フル充電時は28Vくらいだが、最終的には23Vくらいまで落ちていた。
最近はさらに高電圧の36Vタイプ(9セル?10セル)の電動アシスト自転車が主流になりつつあるので、そのうちPASも36Vタイプに変わるのかもしれない。