SC57 CBR1000RR AnniTORi RACINGクイックシフター取り付け

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AnniTORi RACINGのクイックシフターを購入しました。

送料含めて$275.9でした。日本円だと3万円ちょい?

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サービスマニュアルを見ながらSC57をばらしていく。

ちなみにサービスマニュアルは英語版ならネットで拾える(http://www.manualedereparatie.info/en/download/honda-cbr-1000-rr-2004-2005-Service-manual.html

最初はタンクを外してすぐに見える部分に取り付けるのかと思ったが、これはセカンダリーインジェクターだそうな。

クイックシフターはイグニッションコイルに割り込ませなければならないので、プラグを探さなければ…。

SC57はFIなのだが、インジェクターが2つ搭載されており、3000rpm以上でスロットル開度が1/4以上の場合にセカンダリーインジェクターが作動する。

http://www.honda.co.jp/factbook/motor/cbr1000rr/200404/010.html より

これは乗っていてもはっきりとわかり、この機構があるからこそ、SC57はぶっ飛びバイクとなっている。

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先人達が公開しているSC57のプラグ交換情報により、なんとかプラグまで到達。

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はっきり言って、とんでもなくめんどくさい!プラグまでたどり着くためには、カウルを外してラジエータをずらさなければならない。

パーツもギュウギュウに詰め込まれているので、もはやこれは立体パズルだ。

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クイックシフターを取り付けるついでに、プラグも交換する事にした。

IMR9C-9HESというプラグで、CBR1000RRとCBR600RRくらいにしか使われていないプラグのようだ。

新品プラグと比べてみたが、ほとんど劣化してないような…磨けばまだ使えるような気がするが、あまりにも作業が大変なため、次にプラグを交換する機会はあるのだろうか?

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シフトロッドを取り付け。

取り付け角度がイマイチわからなかったため、元のシフトロッドと同じ長さになるように取り付けた。

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ちなみにマニュアルだと、こういうふうに指定されている。

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シフトロッド周りに付いている、余計な防音パーツを取り外した。

これは騒音規制用の防音パーツらしく、国内仕様のSC57にしか付いていない。

フルパワー化すると、この余計な防音パーツのせいで熱がこもり、ジェネレータ等が破損しやすくなるようだ。

ちなみにこのSC57は、既にフルパワー化されてた。

タンクやエアクリーナー周りにもゴムやらスポンジやらが入っているのだが、これは防振に役立ちそうなので残しておいてもいいのかな?と思ったのだが、熱で壊れてしまってはどうしようもないのでしょうがない。

そういえば、後期型のSC57は、ジェネレータ周りのカウルがなくなって熱対策されているような気がする…。

SC57後期

 

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クイックシフター本体を取り付けて動作テスト。

テスト方法は、エンジンをかけてクラッチを切った状態で6速までシフトアップし、エンジン回転数を上げた状態で存在しない7速目に入れようとした時に、エンジン回転数が落ちればOKらしい。

要は単純にシフト操作で点火がカットされればOK。

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ついでにオイルも交換する事にした。オイルフィルターは面倒なので今回はパス。オイル交換量は3Lだった。オイルはいつものシェブロン…これしか持ってないのだからしょうがない。

なんだかオイルが滲んで汚れているが、クランクシャフトポジションセンサーというケーブルのゴムパッキン辺りが怪しい。

今回はパーツクリーナーで清掃するだけで済ませたが、今後もオイルで汚れてくるようなら、ガスケットやパッキン交換も考えなければ。

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熱対策用に、余っていた12Vファンをレギュレータに取り付け。

もともと風通しの良い所にレギュが配置されているため、あまり効果はないかもしれない。

 

ちなみに後で組み立てる時戸惑ったとき用に、分解作業時の様子をすべてムービーに撮っておいたのだが、結局動画の解像度が低すぎて、ボルトやネジの種類が見づらくて、サービスマニュアルやパーツリストを頼りにしなければならなくなった。

まぁ分解動画とサービスマニュアルを比べたら、元から間違った方向にカラーが付いてたり、ボルトの長さ間違っていたりしていたが…。

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3Dパズルを解いて、なんとか組み上げたものの、ボルトが余ってしまった。

逆にクリムトリップは外した時にぶっ壊れまくったので足りなくなってしまった。

まぁちゃんと走ればいいや…。

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本来はスマフォのBluetoothでクイックシフターに接続して設定できるはずなのだが、いくらやってもペアリングできない。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.reb.bletest&hl=ja

ポケモンGo Plusといい、Bluetoothっていつもペアリング失敗しているイメージしかない。

ひとまずテストはまた今度か。

 

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繋がらなかったBluetoothだが、Android6以上の場合、どうやら位置情報の権限をアプリに設定しないと駄目なようだ。

設定→アプリと通知→アプリの権限→位置情報 からAnnitori QS Proに権限を与えたら、無事に接続できた。

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SC57 CBR1000RR AnniTORi RACINGクイックシフター取り付け への3件のフィードバック

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