10連休前半にCBR1000RRのハイサイドの怪我により、バイクを運転できなくなってしまったのでお出かけもできなくなってしまった。
しかし、会社の保養施設を予約してあったので、しょうがなく電車で行くことにした。
いわゆる新幹線という奴で移動。
近くでみると丸で航空機のような形をしている。
車内には電源コンセントがついており、スマフォの充電に困ることはなかった。
ついでにいうと、車内にWiFiがあり、ネット接続に困る事もない。
ただ、30分毎に再ログインが必要なのがめんどくさい。
速度も静岡ストレートで、最大285km/hを記録しなかなか速い。
富士山も見えるのだが、ちょっと雲がかかっていてイマイチだった。
新幹線で名古屋駅に到着。
ここからは近鉄の伊勢志摩ライナーで移動。
こっちも車内に電源が用意されており、充電に困ることは特にない。
車内にWiFiもあり。案外電車は快適である。
車窓から見える景色は、良いところもあるのだが、大抵はただの雑木林だったりする。
道路と違い、沿線に店などあるわけがない。
賢島に到着したあと、しばらくしたら、周りが「しまかぜだ!」とざわつき始めて写真をバシャバシャ撮る人が続出。
どうやら艦これのしまかぜより、この電車の方が有名なようだ。
鳥羽展望台に行ったら、ロビンソンR44を発見!
どうやら遊覧飛行をしているらしい。
せっかくなので、3分コースに乗ってみた!
前に乗ったドクターヘリは振動が酷くて乗り心地は最悪だったが、このR44はレシプロエンジンのためか、振動も音も少なくかなり快適!
なにより景色が良くて最高!
ドローンのFPV飛行ができるとはいえ、やっぱり映像機器を通して見る景色より、直接目で見て視覚野に送る情報は全然違う。
ヘリ遊覧飛行を堪能したあとは、保養施設でだらだら過ごした後ご飯。
味も絶品な上、いつもどおりの無茶苦茶な量でお腹一杯。
この食事に不満を持つ人類など居ないだろう。
翌日は志摩スペイン村を探索。
絶叫系のアトラクションが多く、結構人気があるようだ。
しかしそれよりも、ingressのポータルがかなり多く、しかも殆どが緑だったため、レジスタンスの役目として青一色に塗り替えて、全てのポータルにAEGISシールドを入れてきた。
賢島駅周辺のお店で生牡蠣を食べる。
生ものは冷凍保存技術での輸送が発達した現代でも、鮮度によって味が全然変わる
三重県は生牡蠣の養殖で有名で、美味しんぼでは、山岡くんが幼い頃にお世話になった本村のために、東京からバイクの暴走族(VMAX乗り)に頼んで、時速200km以上のスピードで生牡蠣を輸送するという、とんでもないエピソードがある。
さすがにやり過ぎだと思うが、オチの海原雄山の辛辣なセリフも酷い(内容は見てのお楽しみ)
帰りは観光電車のしまかぜで帰る事となった。
観光電車というものに初めて乗ったのだが、とにかく驚きの連続だった。
これはバーなどではなく、車内で食事をする所である。
普段通勤社畜輸送電車にしか乗ってない自分にとっては、もはや同じ電車という乗り物に対する概念が崩れるほどのインパクト。
電源やWiFiは当たり前で、リクライニングシートも装備。
ついでにしまかぜちゃんねるという専用WiFiが用意されており、手元のスマフォで車体の前後に取り付けられた車載画像を見られたり、色々な観光案内動画が見れたりとかなりのハイテクぶり。
惜しいのは、志摩半島を抜けると、景色がただの市街地や住宅街になってしまうため、あまり旅気分が味わえない事だろうか。
一緒の車両に乗っていた「乗り鉄」の人が教えてくれたのだが、この「しまかぜ」は、なんと!お召し列車でもある。
https://iseshima.keizai.biz/headline/3209/
4月に天皇陛下が退位のために、伊勢神宮を訪れたのだが、その後賢島に向かうためにこの「しまかぜ」が使われたのだ。
実際「乗り鉄」の人が、しまかぜ車内から手を振る陛下を撮影した写真を見せてくれた。
近鉄は陛下のためにシートを新品に交換。社長も同席する事となったが、陛下の移動スケジュールが公表されてないにもかかわらず、なぜか沿線に日の丸国旗を持った人が大勢おり、陛下もそれに応えるために、ほとんど立ったまま手を振り続け、陛下が立っているのに社長が座るのもなんなので、社長もずっと立ち続けていたという。
しかし、賢島からは御料車で移動したらしいので、そもそも「しまかぜ」じゃなくて、御料車で移動すればよかったのでは?陛下は「乗り鉄」なのか?
新幹線は自由席しか無かったため、人として扱われずただの物体として輸送されて埼玉まで帰宅。
しまかぜとのサービスの差が酷い…。
賢島駅のファミマでサミットビールというのを買ってみたのだが、サミットで出されたビールだけあってなかなかの味だった。
結論としては、観光電車での旅行はなかなか良い!