TMAX、原チャリに敗れる

TMAXで富士山の周りを走ってきた。
5合目まで行きたかったけど、4月27日まで通行止めだった。残念。
富士山スカイラインって、無料になったためか、物凄い走り屋スポットになってるのね・・・駐車場には「ドリフト禁止」の看板と共に、ドリフト避けのための変な段差が沢山あるし。
富士山スカイラインを下っている最中に、後ろからリッターSSの集団が来たので、先行させて追走してみた。
100馬力以上差があるリッターSSに、意外にもTMAXはついて行けた。
同じ速度でコーナーに突っ込めるし、コーナー脱出時も何も考えずにフルスロットルで、パワーバンド一杯の加速が出来るオートマのTMAXはかなり有利。
38馬力しかないのに、170馬力以上のバイクについて行けるなんて、なんとも不思議なバイクだ。
富士山辺りをぐるぐる周ったあと、139号線を使い奥多摩へ。
奥多摩で休憩したあと、日が暮れてきたので周遊道路を下って帰る事に。
適当にファミリーカーをチギって奥多摩周遊下りを流していると、後ろからやたら速いバイクが煽ってきた。
どんなバイクか気になったので、先行させてみたら、なんと!白ナンバーの原チャリ!
適当に流していたとはいえ、80km/h以上のスピードは出していた・・・それなのにこの原チャリは追い付いて来たのか?
「んなアホな?」と思った時には既にフルスロットルで追走モード。
しかしとんでもない現実に直面する。
同じスピードでコーナーに突っ込めない!というか、相手はノーブレーキでコーナーに突っ込んでるんですが・・・。
立ち上がりでフルスロットルにしても、すぐに次のコーナーがやってきてしまうので、全然差が詰められない!
結局コーナー3つくらいであっさりとチギられてしまった・・・下りでは軽量化に勝るチューニングは無いって事ですか?
頭文字Dみたいな世界だ。
その後車の列でつっかえている原チャリを見つけて、信号待ちで並んだ状態から追走してみた。
発進加速は排気量が10倍あるTMAXの方が勿論速いのだけど、やっぱりコーナースピードがとんでもなく速い。
かなりキツイRのコーナーでも100km/h以上でクリアしていく・・・つーか、この原チャリ100km/h以上出るのかよ!ほんとうに49ccか?
結局街中になるまで、一度も原チャリを抜けなかった・・・。
後で知ったのだが、この原チャリは10年くらい前に販売されていたNチビと称される、NSR50だとか。
最新鋭のスポーツバイクが、こうもあっさりと10年前の原チャリに敗れるとは・・・峠の下りは奥が深い。

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