HK-250GTジャイロ搭載位置変更

テールグリップを変えてからなかなかテールゆらゆら現象が収まらないHK-250GT。
恐らくジャイロが原因なんだろうけど、HK-250GTはジャイロマウントが左右のフレームで挟んでいるだけのしょぼい構造で、フレームの成形が悪いとガタでジャイロマウント自体がぐらぐらで振動してしまうという酷い構造。
こんな機体の振動の影響を受けやすい場所にジャイロ搭載しろってのもなんだか変な設計な気がする。
20110904_1.jpg
というわけで、ジャイロマウントではなくて、機体のボトムプレートにジャイロを搭載してみた。
インジケーターが見えにくいので、ジャイロの設定がしづらい…。
20110904_2.jpg
着陸時に巻きあげた石がローターに当たったのか、片方のローターに傷が入っていてローターバランスが大幅に崩れていたので、テープでバランスを合わせた。
小さいヘリのローターバランスは本当に重要で、EP200もローターバランスが崩れていると、振動が酷くてミソスリが発生したり、MicroBeastの場合はエレベータ方向のハンチングが起こったりする。
20110904_3.jpg
台風の影響で突風がたまに吹くけど家の前でホバリングテスト。
調整の効果は絶大で、本当に同じ機体か?と思うほどピタっとテールが収まった!
突風が吹いてもテールがゆらゆらすることはなく、すぐにテールの動きが収束してくれる。
ジャイロ搭載位置の変更とローターバランス調整、どちらが効いたのか不明だが、これくらい安定してくれるならちゃんと飛ばす気になれる。
まぁでもはやく3軸ジャイロ搭載してバーレスにしたいわ。
MicroBeast Ver3も出たことだし、もう一個買ってみようかなぁ。

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HK-250GTジャイロ搭載位置変更 への2件のフィードバック

  1. TT-S のコメント:

    こんにちわ
    仰るとおりこのジャイロ搭載プレート?はあまり良いとは思いませんね。
    万一ガタついていなくとも板が後ろに延びていて”そこに乗せろは”設計者の共振に対する考えの甘さを感じます。
    大きいのも基本的に一緒ですがローターのバランス取り等振動対策はいい効果をもたらしますので自分も結構真剣にバランス取りしてます。
    振動の少ない機体は調子いいですものね。
    ジャイロの搭載位置とバランス取り、両方が効いているのかもしれませんね。

  2. kama のコメント:

    ヘリは常に振動との戦いですからね。
    でかいローターを回す構造上、絶対振動を無くす事はできないので、いかに振動の周波数を機体の影響が出ないようにずらせるかがポイントのような気もします。
    まぁ単にGP780が標準ジャイロのくせに振動に弱いだけのような気もしますが…。
    そういえばバイクで高速を走る時、エンジンの回転数によって振動の周波数が違うため、疲れにくい回転数とギア比で走るというのがありますね。
    基本的には回転数が高いほうが振動が激しいんですが、ある一定の回転数で振動同士が打ち消し合ってほとんど振動しない領域があります。
    ヘリのローター回転数調整もこれに似ている気がします。

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