EP200の整備

年末年始休みにおよそ100フライトくらいしたEP200FESだが、飛ばし過ぎでいろんな所にガタが来ているようなので整備する事にした。
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まずはテール周りを整備。
テールスライダー周りにガタが目立ち始めたのだが、バラしてみても特におかしな所は見当たらない…。
20120114_2.jpg
原因はこっちだった。
テールシャフトを抑えるベアリングが抜けないように、ワッシャで抑えているのだが、そのワッシャが削れてベアリングが外れかかっている。
20120114_3.jpg
ワッシャを外してみると削れているのが一目瞭然(左側が削れたワッシャ)
設計上このサイズのワッシャでベアリングを抑えるのは無理があるようだ。
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小さいワッシャではベアリングを抑えているうちに削れてきてしまうのが分ったので、代わりに大きめのワッシャで抑えるように変更。
これでテール周りのガタはなくなった。
20120114_5.jpg
メインローター周りも振動が多めになって来ているので原因調査。
ひとまずフェザリングシャフトを交換してみることに。
両方からネジ締めする構造上、片方のネジが外しにくいが、画像のパーツをくっつけて抑えつけるとネジを回して外しやすい。
まぁフェザリングシャフト用のネジ外し専用工具もあったりするが…。
HK-250GTのフェザリングシャフトはかなり脆く、墜落しただけで簡単に曲がったり破断したりするが、EP200FESのフェザリングシャフトは物凄く頑丈で、墜落しても曲がったことなど一度も無い。
今回も見た感じ別に曲がっている気はしないのだが…。
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メイングリップに入っているベアリングを外そうとした所、なんとベアリングがぶっ壊れてしまった。
どうも過去の墜落時の衝撃でベアリングにガタが来ていて、こいつが振動の原因になっていたようだ。
フェザリングシャフトは全く関係無かった模様。
困ったことにメイングリップ内にベアリングのパーツが残ってしまい、ベアリング単体の交換ができそうにない…。
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ベアリングの予備もないし、めんどくさいのでローターヘッド丸ごと交換。。。
バー付きヘッドは$83くらいするのだが、フライバーレスヘッドは構造が単純なため、丸ごと買っても$46と結構安い。
ちまちま壊れた箇所のパーツを買って直すより、ヘッド丸ごと交換して残りパーツを部品取りにした方がいいかもしれない。
20120114_8.jpg
さすが新品のローターヘッドだ!振動が全くないぜ!
MicroBeastは振動がちょっとくらいあっても、ノーマルモード程度の低い回転数だと問題ないのだが、アイドルアップに入れてぶん回すと、機体にエレベータ方向のハンチングが出たり、ミソスリ状態でフラフラしてしたりして非常に操縦しにくい。
最低でもテールフィンが振動でブレないくらいの低振動状態を保ちたいが、この状態を維持するのがなかなか大変。
まぁヘリは駆動部分が多い消耗品の塊だから仕方ないか。

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