うーん、買ってきたコーラを冷蔵庫に運ぶ時に、うっかり落としたら、ラジコンカーにぶつけてボディクリップが1個行方不明になってしまいました!
これだけ大きいクリップなので、あっさり見つかるかと思いきや、どうやら人間には不可視の領域=ヒルベルト空間に転送されてしまったらしく、通常の索敵方法では見つけられない模様。
というわけで、今回は量子力学の本によく出てくるヒルベルト空間について、数学知識無関係で説明します。
まず、ヒルベルト空間の名称定義ですが、ドイツのヒルベルトさんが考えたので、ヒルベルト空間という名前が付きました。
山田さんが考えたら、山田空間になっていたかもしれませんが、ちょっとかっこ悪いので誰も使ってくれなくて廃れていたかもしれません…ヒルベルトさんでよかった。
ヒルベルト空間がどういう空間かというと、ユークリッド空間の概念を一般化したものだそうです…なるほど!全然わからん!
動画で説明しても、なかなか概念すら分かりませんね。
それも当たり前で、ヒルベルト空間は我々が一般的に認識している現実世界=3次元空間では表現できない空間だからです。
なので単純に、現実世界以外の空間=ヒルベルト空間とか、曖昧に覚えておいてもOKです。
ちなみに、一番有名なヒルベルト空間は、死んだ後に行くことになる霊界=あの世だそうです(本当にあるのかよそんな空間)
そして、これらの概念を拡大解釈すると、自分が認識していない空間は、存在しなくても何も問題ないので、全部ヒルベルト空間と同義になります。
単純に、自分の背後を目で視るのは結構困難なので(鏡とか使えば可能ですが)、実は背後の空間には通常時何も存在せず、自分が振り返る瞬間に、いきなり生成されていてもおかしくないのです。
そんなわけねーだろ…と思いきや、量子力学ではこの考え方が当たり前となっています。(いわゆる不確定性原理)
動画を視ても訳がわからない概念ですが、身近なものだと電磁波(光)なんかがわかりやすいかと思います。
というわけで、うっかり物を無くした時は…
この前ラジコン整備中に、うっかりネジを落としたら、ネジの周りの空間ごと量子の流れに囚われたらしく、ネジがヒルベルト空間に転送されて索敵方法に困ったよ。
でも周囲のエントロピーがそれほど変動していなかったので、平行世界や高次元空間ではなくて、虚数空間に転送されたとアテを付けて、愛でネジを探したらあっさり見付かったよ。
などと、日常会話にさり気なくヒルベルト空間という単語を織り交ぜれば、かっこよくなる…いや、どう頑張っても中二病だし、書いてて自分でもダサく感じて手抜きになってしまいました(数学的にあんまり合ってませんし用語もてきとーです)
ヒルベルト空間はあまり一般的ではないので、日常会話で使うのはシュレディンガーのネコ箱をお勧めします。