ドラゴンボールは基本的にギャグ漫画ですが、鳥山明先生はメカが得意で科学知識旺盛なため、意外と物理学的には整合性の取れた描写を行います。
というわけで、今回はドラゴンボール劇中で、バカスカ撃ち合っている気の正体を適当に解説します。
一般的にドラゴンボールにおける気とは、wikipediaによると…。
『ドラゴンボール』作中で使用される、体内エネルギーの比喩である。
気というのは、正字で氣と書きます。
つまり、これがドラゴンボールの気の元ネタです。

要するに、ドラゴンボールの気は酸素(水素含む)を撃ち合っているだけです。
そもそも、人体の元素構成比は、重量比約65%酸素なので、体内エネルギーの大部分は酸素です。
元気玉のシーンは、動物や植物から酸素を集めているイメージでみるとわかりやすいかと思います。
かめはめ波のように、気を飛ばす技の元ネタは、同じくジャンプ漫画の北斗の拳劇中に登場した北斗剛掌波らしいので、当時ジャンプ編集内部で中国拳法が流行っていたのかもしれません。
上記ラージャンは、電気属性なので、電気玉だと思います(よく知らん)
ストリートファイターの波動拳は、宇宙戦艦ヤマトの波動砲をぱくっただけのようなネーミングな気がしますが、物理学的に撃てます。
ゲームのキャラなので適当に作っていそうですが、東洋人のリュウケン春麗が、気を放つ技を使うのに対して、アメリカ人のガイルは筋肉に頼ったソニックブームを放つなど、何気に物理学的に合っているのです。
なお、気を操るために重要な素粒子Tachyon(質量虚数)は、2020年現在未発見な模様(発見不可能?)
ちなみに、現実世界で気の事を話しても、誰も信じてくれないので、話題に出すのはやめときましょう(酷い目に遭うこと間違いなし!)
