今回はいきなりですが、八極拳のパワーの秘密を探り当てます!
八極拳に限らず、中国拳法は体内の水の力を利用しているようです。
よって、いくら筋肉を鍛えたところで、拳法の達人にはなれません。
ジョジョの波紋の元ネタも、中国拳法なのかもしれません(合気道やヨガという説あり)
実際に八極拳を体験してみればわかりますが、要はこれ体中の血行(水の流れ)を良くするための体操みたいなもんです。
で、なぜかこれを実際に八極拳をやっている人に言うと怒られます…科学的に解析しようと思っている人は居ないのでしょうか?
ちなみに中国拳法を世に知らしめたのは、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」だそうで、ジャンプバトル漫画(ジョジョ、北斗の拳、ドラゴンボール)や対戦格闘ゲーム等、いろいろなエンタメ作品の元ネタになっています。
私はあまり北斗の拳を知らないのですが、「秘孔を強く突くと攻撃になり、弱く突くと治療になる」というシーンだけ異様に覚えており、要は「秘孔って指圧とかツボみたいなもん?」と認識していました。
中国拳法はこの経絡を指先の毛細血管レベルまで使って相手に打撃を放つので、見た目とは裏腹に信じられないくらい強い攻撃力を誇ります。
これに気付いた昔の人は相当凄いとしか言いようがないです。
私が八極拳を初めて知ったのは、バーチャファイターですが、このゲームの八極拳は拳児という漫画が元ネタなので、当初はモーションが全く合っていませんでした。
バーチャファイター主人公である晶の一撃必殺技で有名な鉄山靠は、上記1巻のシーンが元ネタでしょう。
漫画だと動きがよくわからないので、モーションは適当でしたが、ゲーム中での絶大な威力で世の中に物凄いインパクトを与えました。
そしてバーチャファイターから時は流れ、その後も色々なエンタメ作品で八極拳使いが登場していった結果、なんと!本家中国人ではなく日本人が八極拳を使う時代が到来してしまいました!
近所で八極拳講習をやっていたので見に行ったところ、見た目全然武道の達人に視えない秋葉原を歩いてそうな一般人が、普通に八極拳の技を繰り出していてびっくりです。
話を聞いてみると、みんなアニメ・マンガ・ゲーム等で八極拳に興味を持って習っているそうです。
なので、秋葉原を歩いている一般人が、見た目弱そうだからと行って襲いかかると、一撃必殺技を繰り出されて返り討ちにあうこと請け合いです。
ちなみに本家の中国では、なぜか気功が邪教徒扱いされて当局より迫害を受けているため、年々習う人が減っている模様。
私はちょっと前までは、香港デモが収まったら、本場の中国に拳法習いに行こうかな等と考えていたのですが、コロナで海外に行きづらくなり、それが収まったと思ったら更に酷い香港デモが起こるなど、もう当分行けそうにないです…。
フィクション作品とはいえ、なんで拳児は1巻と20巻でこんなに絵柄が違うのでしょうか?
作者が中国に取材に行ってから、色々と変わりすぎ!