CBR1100XX プラグ清掃

コロナの影響でどこにも出かけなくなったため、すっかり乗らなくなってしまったCBR1100XXことブラバ。

久しぶりにエンジン始動しようとしたものの、当然の如くバッテリー上がり。

バッテリーを充電してセルを回しても、すぐにセルの勢いがなくなるため、もうバッテリーは使い物にならなそうだ。

しょうがないので、トリシティのバッテリーをジャンパーケーブルで接続して、セルを勢いよく回したのだが、さっぱりエンジンがかからない…。

放置しすぎたせいで色々整備が必要な模様。

キャブ車の構造は簡単なので、基本的にエンジン始動できない理由は大抵の場合キャブレータが詰まっているか、点火系の不具合くらいなので、まずは簡単なプラグ点検からしてみることにした。

プラグの点火部が真っ黒な上、湿っていた…完全にプラグかぶりである。

火花が飛ぶか試してみたが、全く飛ばない。

ひとまず燃焼室にガソリンは来てそうなので、プラグさえ復活させればエンジン始動できるか?

こういう黒焦げプラグを清掃するには、エンジンコンディショナーに1日くらい浸け置きしておけば、カーボンが剥がれて綺麗になるらしいが、近所のホームセンターには売ってなかった。

しょうがないので、ダイソーの台所用品コーナーで真鍮ブラシを購入。

プラグの汚れは、パーツクリーナー等では全く歯が立たないので、サンポールやクエン酸等の酸性液体で磨くとよく落ちる。

ちなみにステンレスブラシ等の硬い物で磨くと、プラグ自体が傷付いて壊れる。

クエン酸を付けてひたすら真鍮ブラシで磨いた結果、新品のように綺麗にはならなかったが、ひとまず点火部は綺麗になったようで、ちゃんとプラグスパークするようになった。

これでエンジン始動できるかな?

プラグを取り付けるついでにダイヤフラムをチェックしたが、特に異常は見当たらなかった。

クレのラバープロテクタントをつけておくと、ゴム製品は長持ちするのでお勧めだ。

最近ブラバオーナーの間で、このダイヤフラム破れの報告がとにかく多い。

ダイヤフラムが破れると加速感がとても悪くなるらしいが、ブラバは元々めちゃくちゃな加速をするバイクなので、ダイヤフラムが破れていても気付かないオーナーも多いようだ。

なんにせよ、もう24年前のバイクなので、ゴム製パーツの劣化は避けられない。

真鍮ブラシとクエン酸で清掃したプラグを取り付けた結果、無事一発始動!アイドリングも吹け上がりも問題なし!

 

…しかし、当然の如くこのコロナ禍の中、どこにも行く気にはなれないため、ブラバの出番は当分なさそうだ。

下手すると、もう一生ツーリングに行く機会すらないかもしれない。

果たして今後コロナ禍はどうなるのだろうか…。

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